出産立会レポ、まさかの延長戦編。
前回からの続きなので、そちらから先にどうぞ。
翌日?(延長戦)
夜中、なにか事態が変わったら連絡してもらうために、スマホの受信の音を最大にして就寝。
が、特に何事もなく朝到来。
私も疲れていたからか、割と普通に寝ていたけど、朝はちゃんと起床。
朝ごはんを食べて、準備をして病院へ。
途中、
子宮口が全開になった。
という通知を受けつつ、やはり朝の通勤ラッシュで車が動かない……(仕方ない)
やっと病院に到着、分娩室に入ると、陣痛で痛そうにしている妻。
無痛で子宮口が全開になると、3時間ほどで産まれるらしい。
「あとこの状態で3時間……無理……」
となったので、麻酔を追加してもらうことに。
普通、麻酔なし分娩だと、会話できはできない、ということで、無痛(というか麻酔)サマサマ。
麻酔追加しても痛いのは痛いらしく、痛みに合わせていきんで、お産の準備。
いきむのも練習が必要とのこと……そりゃそうだ、初めてだし。
横で会話していると若干気が紛れるらしく、側にいることができて良かったなぁと思う。
お昼ごろ
そろそろ本格的にお産しましょう、ということで、お産モードに。
- 今まで妻が寝ていたベッドが、きゅいーんと動き出して、足をぱかーっと開くお産モードに変身
- 助産師さんに加えて、先生も登場
このベッド、そういう仕組なのか。
が、なかなかいきんでも出てこない赤ちゃん。
私ができることは、いきんで汗だくの妻の額を拭くのと、いきんで分娩台からずり落ちていく妻を支えること。
お産が進まないので、処置がどんどん進んでいきます。
- 陣痛の促進剤投与を増やして、麻酔が減らす
- さらに、もうひとり、いきむのと同時にお腹を上から押す人(?)が加わる
- 鉗子分娩のペンチ登場
- 会陰切開用のハサミ登場
- 妻に酸素吸入マスクが取り付け
あ、切るのかな、と思う間もなく、ばっさり。
そこからはあっという間に産まれました。
産まれてから
産まれた瞬間、へその緒が首に絡みついていて、すぐに泣いたわけではなかったけど。
お医者さんが羊水を吸い出してくれたのか
お医者様「泣くよ~」
という声とともに、最初は弱々しくですが、徐々に力強く泣き始める赤ちゃん。
そこからはあれよあれよと言う間に赤ちゃんと妻の処置が並行で行われました。
その後、処置が終わり、私は外に一旦出されて、妻の着替え待ち。
着替えが終わって、産まれたばかりの赤ちゃんとご対面。
こうして、赤ちゃんは無事誕生しました。
分娩時間の公式記録26時間らしい。
え、もっと時間かかったんじゃない? 時空が歪んでる。
長文になったので、まとめは次の記事で。
出産立会レポ一覧は以下。