Googleフォトの実質有料化が発表されました。
内容としては、2021年6月から、15GBまでしか保存できない、ということになります。
めっちゃ悲しい……
私もヘビーユーザーだったので、非常に痛いのですが……
サービス内容的に無制限で使い続けるのは無理だったんだろうな、と(エンジニア脳として)思います。
さて、これを期に、乗り換えを検討している人もいるのではないでしょうか?
私自身検討しましたが、安易に乗り換えすると痛い目を見そうだと思ったことをまとめます。
Googleフォトを使っている目的は何?
結論から言います。
Googleフォトを、
1.無制限のストレージとしてのみ利用している場合
→ ご自身の環境に合わせて移行検討してみる価値があります。
2.Googleフォトをサービスとして利用している場合
→ 有償版へ移行する必要が出てくる可能性が高いです。
解説します。
1.無制限のストレージとして利用していた
圧縮がかかるとはいえ、無制限ストレージとして利用できました。
ところが、制限がかかることになるわけです。
こうなると、他のストレージサービスと状況は変わりません。
そのため、ご自身の環境に合わせて移行を検討することができます。
移行先の例については後述します。
2.Googleフォトをサービスとして利用していた
この場合がやっかいです。
以下のような例に当てはまる場合、こちらのケースになります。
- 家族全員Googleフォトを利用して、写真を共有していた
- Chromecastを使ってデジタルフォトフレーム代わりに使っていた
- アルバム機能めっちゃ使って写真整理していた(何なら日記も書いていた)
- 最近追加された、Mapと写真の連動を利用していた
すべて私のことです!(どや)
この場合、単純に移行しようにも、このあたりも合わせて利用できるサービスでないと困ります。
アルバムが消えるのが痛すぎる。
あと、何気に2番目の条件がキツイですね。
これは代替手段がないのでは…………
移行先の例
仮に移行を検討する場合、どんな候補があるのでしょうか?
Amazon Photos
Amazonプライムを契約している場合、Amazon Photosで写真無制限サービスを利用できます。
その場合は追加の費用はかかりません。
私は使ったことないのでなんとも言えないですが、条件としては一番良いのではないでしょうか?
なにせGAFAだし。
突然Amazonプライムの値段があがるとかはあるかもしれないですが、有力候補なのは間違いないです。
ただ、動画は対象外ですね。最近は動画をたくさんとりますので、その点はクリアできないかもしれないです。
OneDrive
Officeを使いたくてMicrosoft Officeのプランを契約しているのであれば、1TBのOneDriveがついてきます。
この場合も、追加の費用はかかりません。
当面ここで凌ぐという手もあります。
普通の使い方(?)をしていれば、数年はもつのではないでしょうか。
動画とかガンガン保存していたらその限りではないですが……
Dropbox、Box、iCloud、その他のストレージ
同じく現在ストレージサービスを契約していれば、追加の費用はかかりません。
お手元のデバイスが全部Apple製なら、iCloudとかいいかもしれないですね。
リーズナブルに移行する条件
なにかすでにストレージサービスを利用していれば、そこへの乗り換えは検討の余地がありますね
ということになります。
ただし、どこに移行するにしても
Googleフォトで作ってきたアルバムデータ
家族との写真共有設定
をそのまま移行はできない可能性が高い
です。
イチから作り始めるのであれば、どこへでも移行できると思いますが……
流石に全部作り直しはちょっと……
まとめ
Googleフォトの有料化に伴い、乗り換えを検討したとしても、
何を目的としてGoogleフォトを利用していたか
を見誤るとまずそう、というのが、今回検討した結果になります。
発表時点ではあと半年猶予がありますので、どうするかじっくり検討しましょう。
何か良い解決案があれば、教えて下さい……