無痛分娩の体験レポ、第二回。
第一回は、無痛分娩を決めて、事前準備をするところまで。
今回は無痛分娩前日~当日まで。
出産前日
計画分娩のため、分娩の前日に妻が入院。
妻だけ、義母と一緒に産院へ。
事前の情報で、入院日は何もすることがない、という話だったので、私は仕事。普通に帰宅して普通に翌日の準備(荷物の準備)して、普通に就寝。
出産当日は、朝から促進剤を入れてお産に備えるとのこと。
朝9時以降に来てくださいね
と言われていた。
なぜなら、そんなにすぐに分娩まで至らないためだそうで。
お医者様「すぐ分娩までいかないから、そんなに急がなくて良いですよ」(フラグ)
でも、一人で妻も暇だろうし、不安だろうし、朝9時に到着するように起床→出発の予定とした。
入院時に色々説明を受けたらしく、当日の注意点をLINEで連絡してもらいました。
お昼までに産まれればお昼ご飯は食べられるけど、たぶん産まれないから、妻用のお昼は夫が食べる
とのこと……危ない危ない。
お弁当とかおにぎりとか、なにか会社の帰り道に購入するところだった。
いや、もちろんお昼までに産まれたら妻が食べるけど。
その時は用意してあったウィダーinゼリー的なので凌ぐつもりだったので、想定内。
夕方には入院前の処置を妻がしていたらしく、いよいよ本番という感じ。
- 無痛用のカテーテル準備
- 子宮口広げる準備
緊張しながら就寝。
当日
午前中
どうやら、無痛用の麻酔は夜は入れないらしく、夜中は痛くて眠れなかった模様。
側にいるために、計画通り朝9時に間に合うように家を出た。のは良かったけど。
朝の出勤ラッシュをナメてた。
通常、車で30分ちょっとで到着なのですが、なんと倍の1時間以上かかって到着。
余裕を持って移動しましょう。
妻はすでに分娩室で、陣痛の待機中。
若干気持ち悪いとか頭痛がするとかがあるらしいが、割とLINEとかできて余裕な雰囲気。
もちろん、麻酔がないときは痛かったらしいが、麻酔が効いてからは痛みが減ったとのこと。
無痛にしてよかった。
お昼
そこからは、徐々に促進剤を増やしつつ、陣痛が来てお産が来るのを待つ二人。
麻酔のおかげか、比較的和やかで、私が知ってる映画とかのいわゆる「陣痛が!」みたいな感じは全く無く……
なかなか陣痛来ないねー。
お昼になっちゃったねー。
私のお昼ご飯、代わりに食べておいでよ。
和やか!
妻のお昼は私が食べた笑。美味しかった。
夕方
結局、そのまま、普通に夕方に。
途中、妻に吐き気が出たりしたが、ほとんど何もイベントがなく。
診察したところ、
お医者様「子宮口はまだ全開になってなくて、今日は産まれないでしょう」
お医者様「すぐ分娩までいかないから、そんなに急がなくて良いですよ」(フラグ)
前日
しっかりフラグを回収、翌日に持ち越し。
もちろんその可能性があることはわかっていたけど、まさか本当にそうなるとは……
その後の段取り 妻
- 促進剤や麻酔は一旦ストップ
- 夕飯を食べる(朝昼抜いていたため、体力をつけておいて、翌日のお産に備える)
その後の段取り 夫=私
実家へ連絡しました。
- 少なくても今日はなさそうなこと
明日早いうちには産まれるかも
産まれたタイミングで、すぐにお互いの実家に連絡するように手はずを整えていましたが。
両実家とも、予定日の間ずっとLINEと睨めっこして、産まれるという連絡を待っていたようで……申し訳ない。
途中、お隣の分娩室では赤ちゃんが産まれたらしく、妻と二人、小声で
「おめでとー!」
とお隣さんに拍手笑。
夜
そのまま妻は夕飯を取ることになった。が、
- 陣痛が進むと吐き気が……
- 促進剤と一緒に麻酔もストップしたため、陣痛が……
という状態。
全然、無痛じゃないじゃん!
と思いつつ背中をテニスボールでグリグリ。麻酔を入れてないのでそりゃ痛いか。
結局、お医者さんにお願いして、妻は麻酔を入れてもらい、そのまま分娩室で一晩過ごすことにした。
麻酔を入れたら、すっと痛みが弱まったらしく、少し寝ることができるかも、とのこと。
お医者様「たぶん、明日の朝までは産まれないでしょう」
頼むよ! もうフラグはお腹いっぱいだよ!
私は一旦帰って夕飯を食べて寝たほうが良い、ということで、当直の先生におまかせして帰宅。
まさかの延長戦。
続きは次の記事へ。