住宅ローンを組んでいますか?
私は理想の生活を送るために注文住宅で戸建てを購入するとき、住宅ローンを組みました。
どうせローンを組むなら、少しでも特したいですよね。
そこで、私の環境ではこうすると得した、というのをご紹介します。
結論から言うと
- 中途半端に借りるよりフルローン(ただし4000万まで)を組むと、少しでも得
- 優遇金利は最大限活用して、変動金利で利子1%未満にする
理由を解説します。
住宅ローンで活用すべきポイント
住宅ローン減税を活用
これに尽きます。
住宅ローン減税とは
国税庁のサイトを参照してください。
といっても、読んでもわからないと思う(私もよくわからない)ので概要を説明します。
ローン残高の1%を控除される
めちゃくちゃ雑に説明すると、10年間、お金がもらえます。
ポイントは、残高の1%、ということです。
上記の例だと毎年残高が減っていくはずなので、厳密に言うともうちょっともらえる額は少なくなります。
1%って少ないように見えますが、そもそも額が大きいので、インパクトも大きくなります。
所得税とか住民税から控除される、というのが正確な表現ですが、実質もらえてるようなイメージです。
計算の基準はローン残高(ただし上限あり)
- 3000万のローン残高なら30万
- 2000万のローン残高なら20万
という計算になります。
ただし、上限があります。
最大40万までです。
かつ、所得税や住民税が40万を超えている必要があります。
そのため、無制限にローンを組んでも大丈夫、というわけではありません。
住宅ローンの借入金は、極力4000万に抑えられるとbetterです。
夫婦で借りると二人とも控除される
収入の関係で、ローンを半々、という場合にも活用できます。
最大だと夫4000万、妻4000万、ということができます。
そこまでの値段をかけるかは別にして笑
頭金は得なの? 損なの?
厳密には個々人で事情が違うので、一律で損得を測れないと思っています。
ただ、私の経験から、
- 頭金300万をもしフルローンできていたら……
- 残高が300万増える
- 住宅ローン減税で3万*10年もらえる
- 10年の間に300万を投資して、年1%(単利)でもリターンがあれば10年で30万
- そこでどうしても返済したかったら、繰り上げ返済
みたいなシナリオも組めたなぁ、と思います。
手元の現金は正義です。そもそも利子1%でお金借りるなんてこと、普通はできませんからね。
住宅系の優遇すごい。
住宅に関わる高いものをローンの中に入れておく
私の場合、太陽光発電のパネルを住宅費用の一部として入れています。
この費用もローンで賄っているので、太陽光パネルも実質1%のリターンが毎年ある、というようなイメージです。
また、ZEHで必要となる高出力のエアコンとか(高いモデル)も入っています。
この辺、見積もりのときに抜けやすいので、最初の見積もりに是非入れておいてください。
住宅ローンを借りるときに意識しておきたい優遇金利
利子があるので、借りれば借りるほど得、とまでは言いません。
利子=優遇金利についてもちょっと知っておくと良いです。
優遇金利の解説は、例えば以下のサイトを参考にしてください。
優遇金利で、1%未満にすると、10年間は利子据え置き、みたいな状態になります。
利子は1%未満、住宅ローン減税で1%だと、ざっくりプラマイゼロ
銀行ごとに優遇金利や借り入れ限度額の審査があるので、最大限制度を活用できる銀行を選ぶようにしましょう。
まとめ
- 中途半端に借りるよりフルローン(ただし上限あり)を組むと、少しでも得
- 優遇金利は最大限活用して、変動金利で利子1%未満にする
- 最悪頭金が必要、と言われたときにだけ払えるような準備をしておく
個人的には、これがポイントだな、と思います。
そもそも住宅ローンを組まないでも良い暮らしであればいいんですが……
住宅ローンを組まざるを得なくなったとき、どうせ組むなら少しでも得になる方法を選べるといいですね。
住宅ローン減税の制度が近々変わるという話ですし、そのあたりも考慮した方が良さそうです。
が、どっちにしろ住宅ローン減税は限界まで活用した方が良い、となると思います。
個々人で収入や環境などが異なると思いますので、必ず専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談してくださいね。