日本でサラリーマンをやっていると、毎月コンスタントに給与が出て、毎月それなりの生活をすることができます。
「本当に副業(副収入)が必要なの?」
という人もいるかもしれません。
そこで、サラリーマンの私が思う「副収入」の重要性について、図と例を用いて解説します。
【例】副収入 持たないXさん 持っているYさん
例として、A会社に働くXさんとYさんに登場してもらいます。
給与(手取り)
XさんもYさんも、現在、手取りで400万もらっています。
昇給
XさんもYさんも、毎年10万ずつ昇給していて、今後もそれくらいの割合で昇給する見込みです。
生活費
XさんもYさんも、毎年300万円で、それなりに楽しく生活しています。
副収入
Yさんは、副収入を得ています。
太陽光発電と配当金で、合計50万円です。
太陽光発電は大体20万円。だいたい安定して売電してくれます。
配当金は年によってバラツキがあります。2020年は30万円でした。
前提条件
XさんもYさんも、貯金はゼロ円です
配当金を得るために1000万円くらいYさんは貯金を持っていそうですが、わかりやすくするために貯金はゼロ円とします。
XさんもYさんも、生活水準は上げません
わかりやすくするため、生活費はあげません。
おふたりとも堅実、ということです。
手取りから生活費を引き算した残額は、全て貯金へ
これもわかりやすいように、全て貯金に回します。
利息はゼロです。悲しいけどこれが現実です。
2022年までのXさんとYさん(予測)
この前提で、お二人の貯金額を予測しましょう。
貯金額は増えている
二人共、毎年、順当に貯金をしています。
当然、副収入を得ている分だけYさんの方が貯金額が増えますが。
Xさんだって良い金額を貯金していると思います。
このまま順風満帆に生活できると思いきや……
2021年末、事件が起きる
なんと、A会社が倒産してしまいました。
二人とも、2022年の給与はゼロになります。
現実は失業保険とか出ると思いますが、話を単純化するために一切出ません。ブラック。
2022年のXさんとYさん(実績)
再就職をしないでそのまま過ごすと、こうなります。
Xさんは貯金が尽きてしまいます。それどころかマイナスです。
一方Yさんは、ギリギリ貯金が残っています。
何が言いたいかと言うと? YMT4の見解
ここから私が思うことは、以下の2点です。
- 収入源が一つの場合、万が一そこを絶たれるとキツくなる
- 純粋に複数から収入があると、万が一のときに取れる選択肢が増える
収入源が一つの場合、万が一そこを絶たれるとキツくなる
サラリーマンといえど、昔に比べたら安定度は減ったと言わざるを得ません。
一部上場企業もサクサク倒産するし。
私はサラリーマンなのでサラリーマンとしての例を出していますが……
どんな事業でも同じな気がします。
一つの収入源に頼ると、いざというときにキツイぞ、と思います。
純粋に複数から収入があると、万が一のときに取れる選択肢が増える
これは、単純に手元にお金が増えるためです。
収入が増えたからと言って支出を増やすと、この限りではありません笑
Xさんは2022年中に仕事を見つけないとまずいです。
先立つものがないので足元も見られて安い給料の再就職先、なんてこともあるかもしれません。
一方、Yさんは2023年に再就職でもギリギリなんとかなります。
仕事を吟味する時間を得ることができる=選択肢が増える、という可能性を広げられるかもしれません。
いろいろなケースがある
この世はXさんYさんのように単純ではないので、色々ケースがあると思います。
「倒産が嫌なら自分で事業たくさん立ち上げるのは?」
事業を立ち上げて大成功~お仕事楽し~みたいなパワフルな人はいいんですが……
私のようにそこそこ生活してぼや~っと生きたい場合、割とサラリーマンは合ってるのかな、と思っています笑
だからこそ、自衛もしっかりしておこう、と思います。
「公務員なら倒産しないよ!」
はい、そのとおりですね。
公務員ならそんな悩まないかも? 公務員ならではの悩みもありそうですけど。
私は現在サラリーマンなので、こういうケースは大いにあると思っています。
ので、倒産のリスクも考慮してこんな解説記事を書いた次第です笑
「投資とかお金失うかも、リスクじゃない?」
サラリーマンで会社が倒産するかもというケースの話をして、企業に投資して倒産しない前提もおかしな話ですが笑
全額を一企業に突っ込んで倒産するならまだしも、投資信託的に分散しておけば、長い目で見たらプラスだと信じています。
サラリーマンなので、短期で売買して一攫千金みたいなのはナシで……
「太陽光ってそんな売電できる?」
今は価格下がっちゃってるので、こんなには売電できないかもですね。
一例と思っていただければ。
太陽はなくならないので、ある程度安定はしていると思っています。
我が家の太陽光発電の売電状況をまとめた記事も参考にしてみてください。
まとめ
サラリーマンの私が思う、副収入を得ようと思う理由を解説しました。
少しでもいいので副収入があると、精神的余裕が出るな~
と思って、副収入を得られるようにしようと思ったわけです。
楽をするための努力なら、多少は惜しまずできます笑
大多数の人はサラリーマン。もし同じように思ってる人がいたら、何かの参考になれば幸いです。